左利きがギターを始める時
先日テレビを観ていると、フォークとナイフのマナーについてやっておりました。
そこで左利きの私が昔から抱いていた疑問。
フォーク単品だと右手で持つのに、ナイフを使うときは何故左手になるのか。
調べてみると「(右利きの場合)右手のほうがより力が入るのでナイフを右手に持つ」のだそう。
私はいちいち持ち替えず、並べられたまま使ってますが。
さて、本題。
左利きの方がギター(やベース)を始める際、
左利き用を買ったほうがいいのか・というお話。
あくまで私見です。
好きなものを好きなように買うのが一番。
左利きの方が右利きの持ち方とは逆でギターをプレイするメリット、
それは見栄え。
以上。
もちろん、初めてギターを触った時に左利きの持ち方がしっくりきたなら
それはそのままで構わないと思います。
ただ、持つ・投げる・蹴る等の動作は幼い頃に決まった利き手・利き足が概ね反映されているのに対し、
「ギターを弾く」という動作は初めて体験するものなのです。(少なくとも私は)
初めてギターに触れた時「左手の方がフィンガリングがスムーズ」とか
「左手の方がピッキングしやすい」なんて感覚は無かったです。
どちらの手でやろうがやり辛いんです。
そもそも初めてのギターは家にあったクラシックギターだったので、
(形状的に)深く考えず右利きの持ち方で練習することに。
というわけで私は左利きですが、
ギターは右利き用のものを右利きの持ち方で使っています。
左利きが通常とは逆の持ち方でギターをプレイするには3通りの方法があるかと思われます。
1.レフティモデルを使う
これが一番多い(と思います)。左利きに最適化されているのでプレイにはなんの問題もない。
ただし選択肢が減る。
全てのモデルにレフティモデルがあるわけではないし、あったとしても割高なことも。(最近は同額のも増えてきた気がします)
2.通常のモデルの弦を逆に張って使う。
これはナットの調整が必要になることや片側1列ペグの場合テンション感が逆になってしまう点に注意。テンションが逆になるのはある意味メリットになることもありますかね。Jimi Hendrixはこのパティーン(張り替えなくてもいけるとの噂)。
3.通常のモデルをそのまま使う
通常弦は下から1→6弦となりますが、下から6→1弦として使用するパティーン。
松崎しげる氏はこのタイプ。
とまぁデメリットばかり挙げている感じですが、何が言いたいかというと、
左利きだからと言ってレフティモデルじゃななきゃいけないわけではないということ。
右利きでも「かっこいいから」という理由で、左利きの持ち方で始めてもいいってこと。
では、良きギターライフを。